平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら弊社は、
2022年12月30日(金)から2023年1月9日(月)まで休業となります。
なお、12月28日(水)、29日(木)は大掃除となりますので、
通常業務は27日(火)までとなります。
2023年1月10日(火)より通常業務とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承のほど、お願い申し上げます。
こんにちは!
ワイヤー放電加工技術者の高木です。
本日は、加工依頼の多い「オリフィス(流動計)」の加工についてご紹介したいと思います。
オリフィス(流量計)は差圧式流量計とも呼ばれています。
その名の通り差圧を利用して、流量を測定する計測器です。
流量計の中でもオリフィス流動計は、現在の流量計生産額のトップシェアを占めているそうです。
原理としては、流体の流れている流路にオリフィス(絞り弁)を設置し、圧力損失を故意に発生させ、オリフィス(絞り弁)の前後の圧力差(差圧)を検出して流量を検出するそうです。
圧力損失による上流側と下流側の圧力差は、ダイヤフラムを利用して検出します。
(参照:流量知識.com
https://www.keyence.co.jp/ss/products/process/flowmeter/type/diaphragm.jsp)
当社が行っているのは、オリフィス(流動計)の切り出し加工や流動物が通る穴の加工をワイヤー放電加工や細穴放電加工で加工して欲しいというご依頼です。
素材の切り出しや穴加工なら、他の加工方法でも良さそうですが、当社でしか出来ない加工技術でご依頼をいただいております!
当社のワイヤー放電加工は、1/1,000μmの加工が可能です。細穴放電加工で穴加工を行なったのちに、穴の精度を高めるためにワイヤー放電加工で仕上げ加工することもございます。
当社では、極細のパイプや丸棒電極を使用し加工するため、最小穴径0.02mm〜可能です。
放電加工なら、電気を通す素材なら
どんなに硬い素材(高融点金属)でも、どんなに柔らかい素材でも加工が可能です。
例えば、
タングステン、タンタル、モリブデン、チタン、セラミックス(電導性)などの難素材加工なども加工できます。
ワイヤー・細穴放電加工は、パイプや丸棒電極から放電することで素材を加工します。そのためパイプと素材が直接触れることがありません。極薄素材でも穴を開けることができます。
大きさφ10mm、厚さ0.1mmの材料の中心に、φ0.02mmの穴加工を行いました。
今回はオリフィス(流動計)の加工についてお伝えしました。ご紹介した加工事例のように、微細な穴や素材が極薄など、条件が限られる加工については、ナムテクノにご相談ください。
こんにちは。株式会社ナムテクノの大澤です。
日刊工業新聞社 発刊の
型技術 2022年4月臨時増刊号【特集】ここまでできる! 放電加工活用ガイド2022に、弊社も記事を掲載させて頂きました。
ユーザー事例<放電加工 これがわが社の強み>に
「精密金型製作の技術を応用した微細放電加工」
〜最小ワイヤー線形0.02mmのワイヤー放電加工と最小穴径0.02mmの細穴放電加工による微細加工〜
をテーマに記事を書きました。
当社において、近年特に顧客からの相談が多く、注力しているのことについてご紹介しています。
・ワイヤー線形0.02mmの高精密加工
・難素材加工
・短納期・量産加工
・特殊形状加工
・コストダウンへの取り組み
加工事例も数点ご紹介しております。
加工事例1:パンチングマシン用金型 φ0.1mm 100ピン ピッチ0.5mmの金型制作
加工事例2:φ0.02mmの細穴放電加工
加工事例3:φ0.02mmの極細線ワイヤー電極線を使用したワイヤー放電加工
当社は、自社独自の加工方法を創意工夫し、多種多様な顧客のニーズに応え続けています。
是非、ご興味がある方は、こちらからご購読お願いします。
https://pub.nikkan.co.jp/magazines/detail/00001091#index
こんにちは!営業かつ放電加工技術者の永屋です。
今日は改めて、当社の一番得意とする「φ0.02mm(20µm)のワイヤー放電加工」についてお伝えします。
一般的なワイヤー放電加工は「φ0.2mm」のワイヤー線を使用した加工ですが、
ナムテクノでは、「φ0.02mm(20µm)」のワイヤー線を使用した加工が可能です。
当然ですが、φ0.02mmのワイヤーを活用すると、φ0.2mmのワイヤーより超微細な加工を実現することが出来ます。
最小スリット幅や最小コーナーR、最小加工穴径で比較すると、一般的な加工に比べて、超微細加工なことがお分かりいただけると思います。
『ワイヤー線径』 | 『加工実績』 | |
---|---|---|
最小スリット幅 | φ0.2mm | 0.3mm (300µm) |
φ0.02mm | 0.025mm (25µm) | |
最小コーナーR | φ0.2mm | 0.12mm (120µm) |
φ0.02mm | 0.015mm (15µm) | |
最小加工穴径 | φ0.2mm | 0.3mm (300µm) |
φ0.02mm | 0.09mm (90µm) |
φ0.02mmのワイヤー線を使用すれば、φ0.2mmとは比較にならないくらい超微細な加工が可能となります。
しかし、ワイヤー線が細くなればなるほど加工可能なワークの条件が厳しくなることもあります。
ワイヤー線φ0.02mmの場合、特にワークの条件が厳しくなるのは板厚です。
『ワイヤー線径』 | 『板厚』 | |
---|---|---|
加工可能板厚 | φ0.2mm | 200mm |
φ0.02mm | 5mm以下 |
当社にお問い合わせいただき、やむを得ずお断りするケースで一番多いのは、板厚が厚いことが理由のケースが多くございます。
しかし、それ以外の場合は一般的なワイヤー放電加工と同じですのでお任せください!
まず放電加工の基本である電導性の素材でしたら加工可能です。
一般的に難加工素材と言われている、タングステン・タンタル・モリブデン・チタン・セラミック(電導性)ジルコニウム・ニオブなども加工することができます。
最近、「当社と同じワイヤー放電加工機を導入すれば、どの会社でもφ0.02mmの加工が出来るか?」と聞かれることがございますが、
答えは自信を持ってNOです。
ワイヤー放電加工機では、機械にワイヤー線を設置しなくてはなりません。φ0.02mmのワイヤー線を設置するだけなら、さほど難しくありません。
しかし、ワイヤー線径が変われば、「ワイヤー線が通る経路の部品交換」、「結線動作に用いる部分の調整」など、様々なメンテナンスが必要となります。
部品の交換だけでは、あまり作業時間は変わりませんが、実際にワイヤー線を走らせると、様々な箇所で不具合が生じることが多々あります。
その不具合を解消するために、原因の特定、メンテナンス作業を実施し、不具合を解消していきます。
この作業が難しく、時間と経験が必要です。
メンテナンス時間の比較
φ0.2mmワイヤー ⇒約1.5時間
φ0.02mmワイヤー ⇒約半日~1日
ワイヤー放電加工は、単純に順番通りに組み付けるだけではなく、様々な部品の調整や整備を行いながら進めていきます。
ワイヤー放電加工では、加工面を綺麗にする為に、ワイヤー線にテンション(引っ張り合う力)をかけます。
しかし、φ0.02mmワイヤーは、一般的なワイヤー線φ0.2mmの1/10の細さ。
0.2mmワイヤーと同じテンションをかけてしまっては、ワイヤー線が切れてしまいます。
逆に、テンションを緩くしすぎてしまうと、加工面が綺麗になりません。適切なワイヤーテンションになるよう調整を行います。
この調整技術は簡単に習得することはできません。
ワイヤー放電加工では、ワイヤー線に電気を通して加工します。
φ0.02mmワイヤー線の加工で、φ0.2mmワイヤー線と同じ電力を用いると、ワイヤー線が細いので、ワイヤー線が溶けてしまい加工できません。逆に、弱くしすぎると、加工することが出来ません。
適切な電気条件になるよう調整を行います。
こちらも調整技術が必要で、簡単には習得できません。
φ0.02mmワイヤー放電加工が出来るのは、おそらく日本でも数社あるかないかだと思います。
しかし、お見積もりをいただいてよく言われることがあります。
「思ったよりも高いね…」です。
そこで「なぜ、φ0.02mmワイヤー放電加工は高いのか」理由をご説明しようと思います。(決して当社が儲けるためではございません!)
ワイヤー線の値段は線径と材質によって、変動します。
まず、線径が細くなると値段は高くなります。
さらに、φ0.02mmワイヤー線になると、値段はより大きく跳ね上がります。
次に、ワイヤー線の材質は、真鍮(黄銅)やSP、
タングステンなどあり、
真鍮(黄銅)ワイヤーは、φ0.2・0.1・0.07mm。
SPワイヤーは、φ0.05mm。
タングステンワイヤーは、φ0.03・0.02mm。
と線径に合わせた材質を使用することで加工することが出来ます。
材質も真鍮(黄銅)⇒SP⇒タングステンの順で、値段は高くなります。
この理由から、φ0.02mmのワイヤー放電加工は、
皆様の認識よりも見積価格が高い理由の一つです。
先程、電気条件の調整でお伝えしましたが、φ0.2mmのワイヤー線と同じ電気条件では、ワイヤー線が溶け加工することが出来ません。
つまり、φ0.02mmワイヤー線の場合は、電気条件を下げる必要があります。
そのため加工できるスピードが下がってしまいます。
<板厚5mmの同じワークを加工した場合>
φ0.2mmワイヤー線に比べて、φ0.02mmワイヤー線では、『約1/200』のスピードでしか、加工することが出来ません。
φ0.2mmワイヤー線1分間に2mm加工
φ0.02mmワイヤー線1分間に0.01mm加工
このように加工時間の差は歴然です。
※材質等によっては、加工時間(スピード)が変動します。
こちらも見積価格が高くなる理由です。
メンテナンス作業で述べた通り、φ0.02mmワイヤー線に交換するのに膨大な時間が掛かります。
メンテナンス・動作確認作業は無人では出来ません。
加工難易度が高くなればなるほど、作業時間が増える理由から、見積価格もどうしても高くなってしまうのです。
今回は、当社の得意とするφ0.02mmワイヤー線による放電加工のお話をしました。
「なぜ当社でしかできないのか?」
「なぜ価格が高くなってしまうのか・・・?」
少しでもナムテクノのワイヤー放電加工の世界を皆さまに知っていただけると嬉しいです。
微細加工や微細穴加工、極小スリット加工、タップ加工など、微細な加工はナムテクノにご相談ください!
こんにちは!放電加工技術者の高木です。
弊社で得意とする金属の微細加工・微細穴加工ですが、
改めて微細加工って?微細穴加工って何?を解説します!
実は微細加工の明確な定義はございません。
弊社では、0.001mm~1mmまでの加工技術を微細加工と定義しています。
微細穴加工も明確な定義はございません。
弊社では、最小径1/100mm(10μ)〜およそ1/10mm(100μ)未満までの
加工技術を微細穴加工と定義しています。
このような微細加工技術は、精密機械部品、半導体、内視鏡や
カテーテルなどの医療機器、時計部品、自動車部品など、
様々な精密機械をはじめ幅広い分野で必要とされています。
放電加工とは、水や油の中で、非常に細いワイヤー電線を電極として火花を発生させて、熱で金属を溶かしながら切るように加工する方法です。
液体の中で火花を起こすと、金属の溶けた部分が液体で急激に冷やされ飛散します。
火花を断続的に飛ばし、金属の溶解・冷却・飛散を繰り返し、金属を加工します。
放電加工は、金属などの電導性の素材でしたら超硬金属でも加工が可能です。
一般的なワイヤーカット放電加工で微細加工といわれるのは、ワイヤー径0.05mmのワイヤーを使用した、スリット幅0.07mmの微細加工技術です。
ナムテクノではさらに微細な加工ができますので、後半にお伝えします!
切削加工とは、切削工具類を用いて切削する加工方法です。
切削加工は大きく分けて3種類の加工方法があります。
加工資材を固定して工具を回転させる「転削加工」と、
加工資材を回転させて工具を当てる「施削加工」、そしてドリルで穴を開ける「穴あけ加工」です。
切削加工では、金属だけでなくプラスチックも加工することができます。
超精密加工機で加工を行えば、ナノレベルの加工精度まで実現可能のようです。
レーザー加工とは、レーザー光を利用して切削や穴あけをおこなう加工方法です。
レーザー加工による微細加工では、超短波パルスレーザーというパルス幅が非常に短いレーザー光で加工をします。パルス幅が短いと、光の直線距離がみじかくなるため、精度の高い微細加工が可能となります。
レーザー加工は、金属、セラミックやガラスなど様々な素材に加工を施すことができます。
今回は微細加工の3種類の加工方法をご紹介しました。
世の中には今回ご紹介した加工方法以外にも、微細加工は存在します。
ではどのような加工方法を選べば良いかというと、
加工する資材の種類や状態、必要な加工の精度によって適切な加工方法を取捨選択する必要がございます。
例えば
バリができてはいけない。
コーナーRが決まっている。
板厚が極薄。
超硬金属の加工をしたい。
複雑な形状の加工がしたい。
プラスチックを加工したい。
など、様々な加工条件があると思います。
加工方法によって、得意不得意がありますので、
加工でお困りの場合は別の加工方法をご検討して頂くことで解決できることもございます!
弊社は、ワイヤーカット放電加工と細穴放電加工による微細加工を得意としています。
放電加工を行う会社は数多く存在しますが、微細加工技術は他社に負けないと自負しております。
ワイヤー線径0.02mm(20μ)による加工で、最小スリット幅0.025mm、最小穴径φ0.09mm、最小コーナーR0.015mmの微細加工ができます。
ナムテクノの放電加工機と熟練の技術力で高精度な微細加工を実現しています。
タングステン、タンタル、モリブデン、チタン、ジルコニウム、ニオブのような高融点金属や、伝導性のセラミックなどの難素材の微細加工も多くご依頼いただいております。
ワイヤー線径0.02mm(20μ)による加工で、最小加工穴径0.02mm(20μ)の微細加工ができます。
ナムテクノの細穴放電加工機と技術なら極薄の金属に微細加工が可能です。
ナムテクノの細穴放電加工機と熟練の技術力で高精度な微細穴加工を実現しています。
タングステン、タンタル、モリブデン、チタン、ジルコニウム、ニオブのような高融点金属や、伝導性のセラミックなどの難素材の微細穴加工も多くご依頼いただいております。
本日は、改めて微細加工についてブログ記事を書きました。
微細加工の加工方法は多くありますが、
加工精度の条件や加工物によって加工方法を選択する必要がございます。
微細加工が必要だが、、
「加工方法に迷われている方。」「加工できないと言われた方。」
一度ナムテクノにご相談ください。
ナムテクノは、難しい微細加工も「できる」を提案!
をモットーに皆様のご依頼にお答えします。
最小ロット1つから対応し、試作やテスト加工、サンプル加工も可能です。
岐阜県、愛知県、三重県の東海三県はもちろん、
全国からご依頼を承っておりますので、お気軽にご相談ください。
こんにちは!ナムテクノ代表の大澤です。
本日はテレビ出演の報告です。
2月5日(金)に岐阜放送の「生放送岐阜ナビ!」のビジネスコーナーに生出演しました。
テーマは「コロナ禍でも攻めの姿勢を崩さず、取引先を順調に伸ばす可児市の町工場を紹介」です。
生放送ということもあり、大変緊張しましたが
当社の0.02mmの微細加工技術であるワイヤー放電加と細穴放電加工について紹介することができ、大変貴重な機会となりました。
番組をご覧いただいた方、ありがとうございました。
番組を見逃した方は、こちらのYouTubeでも公開しておりますので、ぜひご覧ください!
金属の塊からパズルが浮き上がる不思議な動画も見られます!
https://www.youtube.com/watch?v=xbf5ZqkDLWk
今回の番組でもお伝えしましたが、当社の技術について改めてお伝えしたいと思います。
よく当社と同じワイヤーカット放電加工の機械を入れたらどこの会社でも、当社レベルの(0.02mmのワイヤー線を使用した加工)微細加工ができるのではないのか?という質問を受けます。
答えは、、、0.02mmの放電加工ができるスペックの機械はありますが、それだけでは加工することはできません。おそらくこの加工ができるのは、日本でも数社あるかないかだと思います。
それは、0.02mmのワイヤー線は髪の毛よりも細いため、扱いが難しく加工できる機械があったとしても、誰でも加工することが出来ないのです。
具体的にお伝えすると、加工が難しい2つのポイントがあります。
わずか0.02mmのワイヤーはテンションが強すぎると、ワイヤーが切れてしまいます。逆に、ワイヤーのテンションが緩すぎると、綺麗な加工ができません。
ワイヤーの張り具合の調整が難しく、専属の技術者による熟練の経験と技がなければ機械にワイヤーを設置することすら難しいのです。
0.02mmのワイヤー線は、放電の電気が強いと溶けてしまいます。
逆に、放電の電気が弱いと加工することができません。この絶妙なバランスが難しいのです。
この2つのポイントが噛み合って初めて微細加工ができます。そのため、同じ放電の機械を導入しても、機械の調整やメンテナンスが難しく、当社と同じレベルの加工が他社では難しいのが実情です。
ナムテクノでは、資材に合わせて何度も調整を繰り返し、ベストを常に追求し続けています。
テレビでは紹介しておりませんが、ナムテクノのもう一つの特徴である細穴放電加工技術についてもご紹介します。
ナムテクノでは、最小穴径0.02mmの穴加工ができることも特徴の一つです。
実は、この加工もワイヤー放電加工と同じく、細穴放電加工の機械があるだけではできません。細穴放電加工で使う穴をあけるための電極ですが、市販されている電極は0.08ミリ程度です。ナムテクノでは、0.02ミリの穴加工を行うため、電極自体を加工して、0.02ミリの穴を開けられるようにしています。細穴放電加工の機械も0.02ミリの穴加工ができる仕様になっていないので調整等が難しいですが、そういうことが圧倒的な技術に繋がっていきます。
難しい加工でも簡単に出来ないと言わず、常にどうしたらやれるかを考え、工夫を重ねながら技術やノウハウを蓄積してきました。
一般的には、先にできない理由を考え、できない理由を口にしてしまいますが、そうではなく、「どうしたら出来るか?」「どうやったらできるのか?」を常に考えるようにしています。
挑戦して失敗しても、それは次に繋がります。何もしなければそれで終わってしまいます。
番組中の話題にも出ましたが、当社では、コロナ禍の厳しい状況ではありますが、三菱の最新のワイヤーカット放電機器を導入しました。
コロナによる影響で、大手メーカーの生産ラインが止まるなど、当社としても大きな影響を受けております。
しかし、今回大きな投資に踏み切った理由は、
毎年中長期の計画を策定しており、その中で「お客様の広いニーズにお答えしていきたい。」というビジョンを掲げていたからです。
目の前だけを考えていたら、確実にコロナ禍での大型投資には踏み切れなかったと思っております。
これまでのナムテクノでは、試作品などの少量の加工が中心で、1個からの小ロットにも対応できることを強みとしてきました。その反面、数百個単位の大きな注文や短納期でのご依頼があっても納期に間に合わせる事ができず、お断りすることが多く、大変申し訳ない気持ちでおりました。
最新機械を導入する事で、一度に複数個の連続加工ができるようになるだけではなく、さらに加工の精度も上がりました。
今後より多くのお客様のご要望にお応えできる環境が整いました。
ナムテクノの技術は、医療機器(内視鏡などの先端)の加工や携帯電話の電子部品、半導体部品、自動車部品などの加工など幅広い分野の加工を行なっております。これはお客様のご要望に一つ一つ応えてきた証だと思っております。
今後もこの姿勢を崩さずに、さらに多くの分野の加工に挑戦していきたいと思います。
ナムテクノのビジネスのココロエ
「小さなことにこだわります」
部品一個、棚一個でも断らず、小さなものを加工する技術を磨いていきます。
ナムテクノの経営方針でもありますが、製造業のサービスを提供することは「技術」である。ナムテクノの技術でお客様のご要望にお応えします!どんな小さな仕事にも応えていくことで信頼が築かれ、新たしい技術が生まれ次の仕事へ繋がっていくと信じています!
コロナ禍でも攻めの姿勢を崩さず、挑戦し続けることで、これからもお客様のご要望にお応えしていきます!