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ナムテクノ
2021-12-2

ワイヤー放電加工【φ0.02mm(20µm)】超微細加工

こんにちは!営業かつ放電加工技術者の永屋です。

今日は改めて、当社の一番得意とする「φ0.02mm(20µm)のワイヤー放電加工」についてお伝えします。

一般的なワイヤー放電加工との違い

一般的なワイヤー放電加工は「φ0.2mm」のワイヤー線を使用した加工ですが、

ナムテクノでは、「φ0.02mm(20µm)」のワイヤー線を使用した加工が可能です。

当然ですが、φ0.02mmのワイヤーを活用すると、φ0.2mmのワイヤーより超微細な加工を実現することが出来ます。

ワイヤー線φ0.2mmとφ0.02mmの加工技術の比較

最小スリット幅や最小コーナーR、最小加工穴径で比較すると、一般的な加工に比べて、超微細加工なことがお分かりいただけると思います。

 『ワイヤー線径』『加工実績』
最小スリット幅
φ0.2mm0.3mm (300µm)
φ0.02mm0.025mm (25µm)
最小コーナーR
φ0.2mm0.12mm (120µm)
φ0.02mm0.015mm (15µm)
最小加工穴径
φ0.2mm0.3mm (300µm)
φ0.02mm0.09mm (90µm)


φ0.02mmのワイヤー線を使用すれば、φ0.2mmとは比較にならないくらい超微細な加工が可能となります。

しかし、ワイヤー線が細くなればなるほど加工可能なワークの条件が厳しくなることもあります。

ワイヤー線φ0.02mmで加工可能なワーク

ワイヤー線φ0.02mmの場合、特にワークの条件が厳しくなるのは板厚です。

 『ワイヤー線径』『板厚』
加工可能板厚φ0.2mm200mm
φ0.02mm5mm以下

当社にお問い合わせいただき、やむを得ずお断りするケースで一番多いのは、板厚が厚いことが理由のケースが多くございます。

しかし、それ以外の場合は一般的なワイヤー放電加工と同じですのでお任せください!

まず放電加工の基本である電導性の素材でしたら加工可能です。

一般的に難加工素材と言われている、タングステン・タンタル・モリブデン・チタン・セラミック(電導性)ジルコニウム・ニオブなども加工することができます。

最近、「当社と同じワイヤー放電加工機を導入すれば、どの会社でもφ0.02mmの加工が出来るか?」と聞かれることがございますが、

答えは自信を持ってNOです。

なぜ他社がφ0.02mmのワイヤー放電加工ができないのか?

1、 メンテナンス作業に時間がかかる

ワイヤー放電加工機では、機械にワイヤー線を設置しなくてはなりません。φ0.02mmのワイヤー線を設置するだけなら、さほど難しくありません。

しかし、ワイヤー線径が変われば、「ワイヤー線が通る経路の部品交換」、「結線動作に用いる部分の調整」など、様々なメンテナンスが必要となります。

部品の交換だけでは、あまり作業時間は変わりませんが、実際にワイヤー線を走らせると、様々な箇所で不具合が生じることが多々あります。

その不具合を解消するために、原因の特定、メンテナンス作業を実施し、不具合を解消していきます。

この作業が難しく、時間と経験が必要です。

メンテナンス時間の比較

φ0.2mmワイヤー ⇒約1.5時間

φ0.02mmワイヤー ⇒約半日~1日

ワイヤー放電加工は、単純に順番通りに組み付けるだけではなく、様々な部品の調整や整備を行いながら進めていきます。

2、 ワイヤーテンションの調整

ワイヤー放電加工では、加工面を綺麗にする為に、ワイヤー線にテンション(引っ張り合う力)をかけます。

しかし、φ0.02mmワイヤーは、一般的なワイヤー線φ0.2mmの1/10の細さ。

0.2mmワイヤーと同じテンションをかけてしまっては、ワイヤー線が切れてしまいます。

逆に、テンションを緩くしすぎてしまうと、加工面が綺麗になりません。適切なワイヤーテンションになるよう調整を行います。

この調整技術は簡単に習得することはできません。

3、 電気条件の調整

ワイヤー放電加工では、ワイヤー線に電気を通して加工します。

φ0.02mmワイヤー線の加工で、φ0.2mmワイヤー線と同じ電力を用いると、ワイヤー線が細いので、ワイヤー線が溶けてしまい加工できません。逆に、弱くしすぎると、加工することが出来ません。

適切な電気条件になるよう調整を行います。

こちらも調整技術が必要で、簡単には習得できません。

φ0.02mmワイヤー放電加工が出来るのは、おそらく日本でも数社あるかないかだと思います。

しかし、お見積もりをいただいてよく言われることがあります。

「思ったよりも高いね…」です。

そこで「なぜ、φ0.02mmワイヤー放電加工は高いのか」理由をご説明しようと思います。(決して当社が儲けるためではございません!)

なぜ、φ0.02mmワイヤー放電加工は高いのか

1、 ワイヤー線の価格

ワイヤー線の値段は線径と材質によって、変動します。
まず、線径が細くなると値段は高くなります。
さらに、φ0.02mmワイヤー線になると、値段はより大きく跳ね上がります。

次に、ワイヤー線の材質は、真鍮(黄銅)やSP、
タングステンなどあり、
真鍮(黄銅)ワイヤーは、φ0.2・0.1・0.07mm。
SPワイヤーは、φ0.05mm。
タングステンワイヤーは、φ0.03・0.02mm。

と線径に合わせた材質を使用することで加工することが出来ます。


材質も真鍮(黄銅)⇒SP⇒タングステンの順で、値段は高くなります。
この理由から、φ0.02mmのワイヤー放電加工は、
皆様の認識よりも見積価格が高い理由の一つです。

2、 加工に時間がかかる

先程、電気条件の調整でお伝えしましたが、φ0.2mmのワイヤー線と同じ電気条件では、ワイヤー線が溶け加工することが出来ません。

つまり、φ0.02mmワイヤー線の場合は、電気条件を下げる必要があります。

そのため加工できるスピードが下がってしまいます。

<板厚5mmの同じワークを加工した場合>

φ0.2mmワイヤー線に比べて、φ0.02mmワイヤー線では、『約1/200』のスピードでしか、加工することが出来ません。

φ0.2mmワイヤー線1分間に2mm加工

φ0.02mmワイヤー線1分間に0.01mm加工

このように加工時間の差は歴然です。

※材質等によっては、加工時間(スピード)が変動します。

こちらも見積価格が高くなる理由です。

3、 メンテナンスなどの作業時間

メンテナンス作業で述べた通り、φ0.02mmワイヤー線に交換するのに膨大な時間が掛かります。

メンテナンス・動作確認作業は無人では出来ません。

加工難易度が高くなればなるほど、作業時間が増える理由から、見積価格もどうしても高くなってしまうのです。

まとめ

今回は、当社の得意とするφ0.02mmワイヤー線による放電加工のお話をしました。

「なぜ当社でしかできないのか?」

「なぜ価格が高くなってしまうのか・・・?」

少しでもナムテクノのワイヤー放電加工の世界を皆さまに知っていただけると嬉しいです。

微細加工や微細穴加工、極小スリット加工、タップ加工など、微細な加工はナムテクノにご相談ください!

2021-7-3

金属の微細加工・微細穴加工について

こんにちは!放電加工技術者の高木です。


弊社で得意とする金属の微細加工・微細穴加工ですが、
改めて微細加工って?微細穴加工って何?を解説します!

微細加工とは?

実は微細加工の明確な定義はございません。
弊社では、0.001mm~1mmまでの加工技術を微細加工と定義しています。

微細穴加工とは?

微細穴加工も明確な定義はございません。
弊社では、最小径1/100mm(10μ)〜およそ1/10mm(100μ)未満までの
加工技術を微細穴加工と定義しています。

このような微細加工技術は、精密機械部品、半導体、内視鏡や
カテーテルなどの医療機器、時計部品、自動車部品など、
様々な精密機械をはじめ幅広い分野で必要とされています。

微細加工技術の種類

ワイヤーカット放電加工・細穴放電加工

放電加工とは、水や油の中で、非常に細いワイヤー電線を電極として火花を発生させて、熱で金属を溶かしながら切るように加工する方法です。
液体の中で火花を起こすと、金属の溶けた部分が液体で急激に冷やされ飛散します。
火花を断続的に飛ばし、金属の溶解・冷却・飛散を繰り返し、金属を加工します。

放電加工は、金属などの電導性の素材でしたら超硬金属でも加工が可能です。

一般的なワイヤーカット放電加工で微細加工といわれるのは、ワイヤー径0.05mmのワイヤーを使用した、スリット幅0.07mmの微細加工技術です。

ナムテクノではさらに微細な加工ができますので、後半にお伝えします!

切削加工(旋盤加工、マシニング加工)

切削加工とは、切削工具類を用いて切削する加工方法です。
切削加工は大きく分けて3種類の加工方法があります。
加工資材を固定して工具を回転させる「転削加工」と、
加工資材を回転させて工具を当てる「施削加工」、そしてドリルで穴を開ける「穴あけ加工」です。

切削加工では、金属だけでなくプラスチックも加工することができます。

超精密加工機で加工を行えば、ナノレベルの加工精度まで実現可能のようです。

レーザー加工

レーザー加工とは、レーザー光を利用して切削や穴あけをおこなう加工方法です。
レーザー加工による微細加工では、超短波パルスレーザーというパルス幅が非常に短いレーザー光で加工をします。パルス幅が短いと、光の直線距離がみじかくなるため、精度の高い微細加工が可能となります。

レーザー加工は、金属、セラミックやガラスなど様々な素材に加工を施すことができます。
今回は微細加工の3種類の加工方法をご紹介しました。
世の中には今回ご紹介した加工方法以外にも、微細加工は存在します。
ではどのような加工方法を選べば良いかというと、
加工する資材の種類や状態、必要な加工の精度によって適切な加工方法を取捨選択する必要がございます。


例えば
バリができてはいけない。
コーナーRが決まっている。
板厚が極薄。
超硬金属の加工をしたい。
複雑な形状の加工がしたい。
プラスチックを加工したい。
など、様々な加工条件があると思います。

加工方法によって、得意不得意がありますので、
加工でお困りの場合は別の加工方法をご検討して頂くことで解決できることもございます!

弊社は、ワイヤーカット放電加工と細穴放電加工による微細加工を得意としています。
放電加工を行う会社は数多く存在しますが、微細加工技術は他社に負けないと自負しております。

ナムテクノのワイヤーカット放電加工による微細加工の特徴

1、ワイヤー線径0.02mm(20μ)による超微細加工が可能です

ワイヤー線径0.02mm(20μ)による加工で、最小スリット幅0.025mm、最小穴径φ0.09mm、最小コーナーR0.015mmの微細加工ができます。


2、加工精度1/1000mm(1μ)台の高精度の加工が可能です。

ナムテクノの放電加工機と熟練の技術力で高精度な微細加工を実現しています。


3、難素材の加工経験が豊富です。

タングステン、タンタル、モリブデン、チタン、ジルコニウム、ニオブのような高融点金属や、伝導性のセラミックなどの難素材の微細加工も多くご依頼いただいております。


ナムテクノの細穴放電加工による微細加工の特徴

1、最小加工穴径0.02mm(20μ)!超微細加工が可能です

ワイヤー線径0.02mm(20μ)による加工で、最小加工穴径0.02mm(20μ)の微細加工ができます。


2、0.05mmの極薄の板厚にも加工ができます

ナムテクノの細穴放電加工機と技術なら極薄の金属に微細加工が可能です。


3、加工精度1/1000mm(1μ)台の高精度の細穴加工が可能です

ナムテクノの細穴放電加工機と熟練の技術力で高精度な微細穴加工を実現しています。


4、難素材の細穴加工経験が豊富です

タングステン、タンタル、モリブデン、チタン、ジルコニウム、ニオブのような高融点金属や、伝導性のセラミックなどの難素材の微細穴加工も多くご依頼いただいております。

まとめ

本日は、改めて微細加工についてブログ記事を書きました。
微細加工の加工方法は多くありますが、
加工精度の条件や加工物によって加工方法を選択する必要がございます。
微細加工が必要だが、、
「加工方法に迷われている方。」「加工できないと言われた方。」
一度ナムテクノにご相談ください。

ナムテクノは、難しい微細加工も「できる」を提案!
をモットーに皆様のご依頼にお答えします。
最小ロット1つから対応し、試作やテスト加工、サンプル加工も可能です。
岐阜県、愛知県、三重県の東海三県はもちろん、
全国からご依頼を承っておりますので、お気軽にご相談ください。

2021-2-25

岐阜放送の「生放送岐阜ナビ!」に生出演しました!

こんにちは!ナムテクノ代表の大澤です。


テレビ出演の報告

本日はテレビ出演の報告です。

2月5日(金)に岐阜放送の「生放送岐阜ナビ!」のビジネスコーナーに生出演しました。

テーマは「コロナ禍でも攻めの姿勢を崩さず、取引先を順調に伸ばす可児市の町工場を紹介」です。

 



 

生放送ということもあり、大変緊張しましたが

当社の0.02mmの微細加工技術であるワイヤー放電加と細穴放電加工について紹介することができ、大変貴重な機会となりました。

 

番組をご覧いただいた方、ありがとうございました。

番組を見逃した方は、こちらのYouTubeでも公開しておりますので、ぜひご覧ください!

金属の塊からパズルが浮き上がる不思議な動画も見られます!

https://www.youtube.com/watch?v=xbf5ZqkDLWk

 



 



0.02mmの微細加工技術であるワイヤー放電加と細穴放電加工について紹介

 

今回の番組でもお伝えしましたが、当社の技術について改めてお伝えしたいと思います。

よく当社と同じワイヤーカット放電加工の機械を入れたらどこの会社でも、当社レベルの(0.02mmのワイヤー線を使用した加工)微細加工ができるのではないのか?という質問を受けます。

答えは、、、0.02mmの放電加工ができるスペックの機械はありますが、それだけでは加工することはできません。おそらくこの加工ができるのは、日本でも数社あるかないかだと思います。

 

なぜ他社では0.02mmのワイヤー放電加工ができないのか?

それは、0.02mmのワイヤー線は髪の毛よりも細いため、扱いが難しく加工できる機械があったとしても、誰でも加工することが出来ないのです。

 

具体的にお伝えすると、加工が難しい2つのポイントがあります。


1つ目「ワイヤーのテンションの調整」

わずか0.02mmのワイヤーはテンションが強すぎると、ワイヤーが切れてしまいます。逆に、ワイヤーのテンションが緩すぎると、綺麗な加工ができません。

ワイヤーの張り具合の調整が難しく、専属の技術者による熟練の経験と技がなければ機械にワイヤーを設置することすら難しいのです。

 

2つ目「電気条件の調整も難しい」

0.02mmのワイヤー線は、放電の電気が強いと溶けてしまいます。

逆に、放電の電気が弱いと加工することができません。この絶妙なバランスが難しいのです。

 

この2つのポイントが噛み合って初めて微細加工ができます。そのため、同じ放電の機械を導入しても、機械の調整やメンテナンスが難しく、当社と同じレベルの加工が他社では難しいのが実情です。

ナムテクノでは、資材に合わせて何度も調整を繰り返し、ベストを常に追求し続けています。

 

ナムテクノのもう一つの特徴である細穴放電加工技術

テレビでは紹介しておりませんが、ナムテクノのもう一つの特徴である細穴放電加工技術についてもご紹介します。

ナムテクノでは、最小穴径0.02mmの穴加工ができることも特徴の一つです。

 

実は、この加工もワイヤー放電加工と同じく、細穴放電加工の機械があるだけではできません。細穴放電加工で使う穴をあけるための電極ですが、市販されている電極は0.08ミリ程度です。ナムテクノでは、0.02ミリの穴加工を行うため、電極自体を加工して、0.02ミリの穴を開けられるようにしています。細穴放電加工の機械も0.02ミリの穴加工ができる仕様になっていないので調整等が難しいですが、そういうことが圧倒的な技術に繋がっていきます。

 

難しい加工でも簡単に出来ないと言わず、常にどうしたらやれるかを考え、工夫を重ねながら技術やノウハウを蓄積してきました。

一般的には、先にできない理由を考え、できない理由を口にしてしまいますが、そうではなく、「どうしたら出来るか?」「どうやったらできるのか?」を常に考えるようにしています。

挑戦して失敗しても、それは次に繋がります。何もしなければそれで終わってしまいます。

 

コロナ禍で最新の放電機械を導入した理由

番組中の話題にも出ましたが、当社では、コロナ禍の厳しい状況ではありますが、三菱の最新のワイヤーカット放電機器を導入しました。

コロナによる影響で、大手メーカーの生産ラインが止まるなど、当社としても大きな影響を受けております。


中長期の計画

しかし、今回大きな投資に踏み切った理由は、

毎年中長期の計画を策定しており、その中で「お客様の広いニーズにお答えしていきたい。」というビジョンを掲げていたからです。

目の前だけを考えていたら、確実にコロナ禍での大型投資には踏み切れなかったと思っております。

 

これまでのナムテクノでは、試作品などの少量の加工が中心で、1個からの小ロットにも対応できることを強みとしてきました。その反面、数百個単位の大きな注文や短納期でのご依頼があっても納期に間に合わせる事ができず、お断りすることが多く、大変申し訳ない気持ちでおりました。

 

複数個の連続加工と精度の向上

 

最新機械を導入する事で、一度に複数個の連続加工ができるようになるだけではなく、さらに加工の精度も上がりました。

今後より多くのお客様のご要望にお応えできる環境が整いました。

ナムテクノの技術は、医療機器(内視鏡などの先端)の加工や携帯電話の電子部品、半導体部品、自動車部品などの加工など幅広い分野の加工を行なっております。これはお客様のご要望に一つ一つ応えてきた証だと思っております。

 

小さなことにこだわります

 

今後もこの姿勢を崩さずに、さらに多くの分野の加工に挑戦していきたいと思います。

ナムテクノのビジネスのココロエ

「小さなことにこだわります」

部品一個、棚一個でも断らず、小さなものを加工する技術を磨いていきます。

 

ナムテクノの経営方針でもありますが、製造業のサービスを提供することは「技術」である。ナムテクノの技術でお客様のご要望にお応えします!どんな小さな仕事にも応えていくことで信頼が築かれ、新たしい技術が生まれ次の仕事へ繋がっていくと信じています!

コロナ禍でも攻めの姿勢を崩さず、挑戦し続けることで、これからもお客様のご要望にお応えしていきます!

 

2021-1-23

タンタル等の金属アレルギー対応の難素材微細加工

はじめまして。ナムテクノの永屋です。

今年の4月からナムテクノに入社いたしました。

現在は、営業と加工技術の両方を修行中です。

今後とも、よろしくお願い致します。

 

本日は金属アレルギーに対応した金属の加工についてお伝えしていきます。

今回このテーマでブログを書いた理由は、

金属アレルギーに対応した金属は「レアメタル」と呼ばれ加工が難しく、加工方法によってはできないこともあります。

しかし、このような金属でも弊社のワイヤーカット放電加工・細穴放電加工なら簡単に加工ができるため、加工依頼が増えている金属の一つです!

レアメタルの加工でお困りの方に、弊社の加工技術を知っていただけたら幸いです。

 

 

金属アレルギーとは?

 

金属アレルギーは世界で最も多いアレルギーで、日本人の10人に1人はいると言われているほど身近なアレルギーです。

金属が汗や体液で溶かされて、金属の原子がイオン化して飛び出し、皮膚や粘膜のタンパク質と結合し新しいタンパク質が作られます。体はこの新しいタンパク質に異物として免疫細胞が過剰に反応することでアレルギー症状が引き起こされます。

今まで大丈夫だったのに、突然体質が変わってアレルギーになる方もいらっしゃるそうです。

ただ金属だからといって全ての金属がダメなのではなく、アレルギーになりやすい金属となりにくい金属があります。

 

金属アレルギーになりやすい金属は?

 

アレルギーを引き起こしやすい金属は、水銀、ニッケル、クロム、コバルト、すず、パラジウムなどがあります。

これらの金属は汗などで溶けやすくイオン化しやすいためアレルギーを引き起こしやすくなります。

ニッケルはステンレスなど多くの製品で使われていたり、安価なため安いアクセサリーに多く使われています。

 

金属アレルギーに対応した金属の種類と特徴

 

反対にアレルギーを引き起こしにくい金属もあります。

チタン、ジルコニウム、ニオブ、ハフニウムの4つは金属アレルギーの心配が限りなく低く、タンタルは金属アレルギーにならない安全な金属素材です。このような金属をレアメタルと呼ばれます。

 

<チタン>




・強度が高い金属

・熱に強い 融解温度は約1668度

・耐食性が高い 錆びにくい

・軽い 鉄の2/3 銅の1/2

 

<ジルコニウム Zr>




・強度が高い金属

・熱に強い 融解温度は約1852度

・耐食性が高い 錆びにくい

・粘り気が強い

 

<ニオブ Nb>




・強度が高い金属

・熱に強い 融解温度は約2477度

・耐食性が高い 錆びにくい

・粘り気が強い

 

<ハフニウム Hf>




・強度が高い金属

・熱に強い 融解温度は約2222度

・粘り気が強い

 

<タンタル>




・熱に強い 融解温度は約2996度

・耐食性が高い 錆びにくい

・粘り気が強い

タンタルは、特に王水にも溶けないため、金属アレルギーの原因にはなりません。

 

しかし金属アレルギー反応を起こしにくい金属は良いことばかりではありません。

このようなレアメタルは、強度が高い、粘り気が強いなど、切削加工やドリル加工、プレス成形や溶接での加工が難しいなど、どんな加工方法でもできるわけではありません。

 

 

ナムテクノがチタン、ジルコニウム、ニオブ、ハフニウム、タンタルなどの加工で選ばれる理由

 

理由1:電気を通す素材であればどんなに硬くても、柔らかく粘り気があっても加工することができます

切削加工やドリル加工では困難な素材もワイヤーカット放電加工・細穴放電加工なら可能です。

 

理由2:技術力で、材料を無駄にしません

切断幅が非常に小さいため、素材を削る量を最小限に抑えることができます。切削やドリル加工に比べて材料を無駄なく使用することができ、経済的です。

 

理由3:提案力により、材料を無駄にしません

メタルフリーの金属は大変高価であるため、少しでも素材を活用できることを考えてご提案します。

例えば、メタルフリーの商品が必要なリング加工の場合



材料の仕入れも弊社で行います。

金属が手に入らなくてお困りの方でも安心してご依頼ください。もちろん材料支給でも対応します。

 

理由4:素材が変形しない

素材への負担やひずみが少ないため、加工による圧力で素材が変形したり、ゆがんだりすることはありません。

 

理由5:バリ・カエリが出来ない

加工後の素材がとても綺麗なため加工後の処理労力が少なくてすみます。

 

その他にも加工の特性を生かして、高精度な穴加工、ピン角に近い加工、極細のスリット加工、複雑な形状の加工、極薄素材の加工など、高精度の加工にも対応しております。

ナムテクノなら、チタン、ジルコニウム、ニオブ、タンタルなどの加工が難しい素材であっても、ワイヤーカット放電加工や細穴放電加工で他の金属と変わらずに加工が可能です。

 

まとめ

今回は、金属アレルギーに対応した金属の加工についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

金属アレルギー対応の金属というと、指輪やピアス、ネックレスなどのアクセサリーに良く使われるイメージですが、ペースメーカーなどの医療機器、インプラントや詰め物などの歯科材料にも使われるようになってきました。

弊社では、アクセサリーの下加工から医療機器金属の加工まで幅広い分野でご依頼いただいております。

チタン、ジルコニウム、ニオブ、タンタルなどのレアメタルの加工実績も多くございますので、安心してナムテクノにお任せください!
2020-9-9

医療機器に用いられるパイプへの微細加工

みなさんこんにちは!

ナムテクノ技術担当の畠田です。

本日は、お問い合わせの多い
医療機器などに用いられる
小径パイプへの加工(細い管の加工)についてお伝えします。
当社で受注するパイプの加工は、
小径パイプへ
「穴を開けて欲しい」
「スリット加工をして欲しい」
「段差を付けて欲しい」
「溝を入れて欲しい」
というご要望です。
どれくらい小径かと言いますと、
パイプの厚みが僅か0.05mmの極細パイプにも対応しています。

加工方法は、当社が行うワイヤーカット放電加工や細穴放電加工の他にも、
ドリル加工、切削加工などで加工や穴を開けることは可能です。
しかし、医療機器は精度が求められることが多いため
放電加工が最適です!

 

パイプへの微細加工の難しいポイント

 

何故パイプ加工にワイヤーカット放電加工や
細穴放電加工が使われるか、その謎にお答えしたいと思います。

 

難ポイント1:中が空洞なため加工中にワークが曲がってしまう。

 



 

ワークに圧力がかかる加工ですと、
パイプが加工過程で不安定な状態になるため、
加工の力と一緒に変形してしまいます。
ワイヤーカット放電加工や細穴放電加工で加工をすれば、
ワークに圧力がかかることなく加工が可能ですので
パイプなどの中が空洞のワークでも加工をすることができます!

 

難ポイント2:ワークを抑えた時に潰れてしまう

 

パイプは空洞構造のため、ワークを押さえる時の力で
内径が潰れてしまうことがあります。
特に医療用パイプの加工の場合は、
小径が数ミクロンと小さいパイプへの加工のご要望が多いため、
強い力でワークを抑えなければならない加工では
パイプが潰れてしまいます。
細穴放電加工やワイヤーカット放電加工で加工をする場合は、
ワークに大きな力がかからないため、
ワークを抑える力を最小限に押さえることが可能です!

 

難ポイント3:バリがでてしまう

 

先ほどもお伝えしたように、
金属を加工する方法はワイヤーカット放電加工や
細穴放電加工の他にもドリル加工や切削加工などの
加工方法があります。
しかし、ドリル加工や切削加工では、
加工面にバリやカエリができてしまいます。
精度が必要な医療機器の加工には、不向きになります。
ワイヤーカット放電加工は、
ワイヤー電極から放電することで素材を加工するため
ワイヤーと素材が直接触れることがありません。
そのため加工による圧力で素材の変形やひずみ、
他の加工では必ずできるバリ・カエリも出来ません。

 

 

難ポイント4:ワークにビビリ(振動)が発生してしまう

 

パイプの先端を加工したい場合

 



 



 

加工の振動でワークが揺れてしまいうまく加工が出来なかったり、
寸法がきっちり仕上がらないことがあります。
ワイヤーカット放電加工なら、
加工によるワークへの圧力がかからないため、
切削加工のように振動も起きません。
微細な加工や、高精度な寸法を要求される加工もお任せください!

 

ナムテクノの微細加工技術(ワイヤーカット放電加工・細穴放電加工)

 

 

ワイヤー線径0,02mm(20μ)〜できる微細加工

 

ナムテクノが扱うワイヤーの種類は
0.02mm、0.03mm、0.05mm、0.07mm、0.1mm、0.2mm、0.25mm。
お客様の幅広いニーズにお応えします。
中でもワイヤー線径0.02mmによる加工で
他社には負けない微細加工が可能です。
• 1.ピン角加工(コーナーRが小さい)
• 2.幅の細いスリット加工
• 3.小さい穴加工

 

弊社の穴径は0.02mm(20μ)〜だからこそできる微細加工

 

ナムテクノが加工できる微細穴加工は0.02mm(20μ)〜0.5mm。
他社には負けない微細穴加工が可能です。

 

1000mm台の高精度加工と熟練の技

 

ナムテクノの細穴放電加工機は千分台の高精度加工が可能です。
機械の精度を最大限に高めるには機械を扱う技術力も必要になりますが、
ナムテクノの技術者は常に挑戦し続けることで
技術力を向上に邁進しています。

 

難素材加工の経験が豊富

 

ナムテクノはタングステン、タンタル、モリブデン、
チタン、ジルコニウムニオブなどの
高融点金属の加工やセラミックス(電導性)などの
難素材加工も得意としています。
上記の以外に加工可能な金属例
スチール(SKD-11・SK3・SS400・S45C・SCM・HPM)
ステンレス (SUS303・SUS304・SUS430・SUS440・SUS316・SUS420)
アルミ (A5052・A2017)
銅 (銅・ベリリュウム・リンセイ銅、タフピッチ銅、銅タン)
超硬
また、最近では金属アレルギーに対応したレアメタル材料の
タンタル、ニオブ、ジルコニウム、チタンの加工依頼が多くあります。
金属アレルギーは日本人の10人に1人以上おり、
年々増加しているともいわれていますので、
今後もレアメタル材料の金属加工は増加していくようにも思います。

 

 

まとめ

 

カテーテルのパイプや医療機器の小径パイプへ
「穴を開けて欲しい」「スリット加工をして欲しい」
「段差を付けて欲しい」「溝を入れて欲しい」
「微罪な加工をしたい」「今までにない形状の加工をしたい」
「バリのない穴加工をして欲しい」「バリのない形状加工をしたい」
「複雑な形状の加工をしたい」という方、
一度、ナムテクノにご相談ください。
ご要望にお応えします!
部品1個、穴1個から加工製作、テスト加工も可能です!
また同業種の方からのご依頼も承っております。
2020-9-3

中部経済新聞社にナムテクノが紹介されました!

こんにちは!ナムテクノの大澤です。

2020年9月2日の中部経済新聞社に弊社の記事が掲載されました。

生産体制を強化するためワイヤー放電加工機を導入します。

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線径0・02ミリワイヤ放電加工量産へ/ナムテクノ/
連続加工用設備を増強/4千万円投資/数百個単位の受注に対応

最小線径0・02ミリのワイヤを用いた微細放電加工などを
手掛けるナムテクノ(本社可児市川合453の2、
大澤直哉社長、電話0574・60・5439)は、
設備増強で量産対応に注力する。

これまでは試作品など少量の加工が中心だったが、
連続加工用の機械を近く増設。

数百個などロットの大きな加工案件の取り込みを強化する。(可児・笹口健太)
新たに導入するのは、油加工液仕様のワイヤ放電加工機。

長時間の自動連続加工に適した仕様で、夜間にも無人で連続加工できるようにする。
作業負担軽減のため、ワークの芯出しの効率化などを図る治具の製作にも取り組む。
投資額は約4千万円の計画。

従来は設備の都合から試作品など少量の加工が中心で、量産品の受注を取りこぼしていた。
今回の設備投資により、数百個単位の加工に対応できるようにする。

同社の強みは、二つの「最小0・02ミリ」微細加工技術だ。
ワイヤ放電加工では最小線径0・02ミリのワイヤを使用し、
幅わずか0・025ミリ程度のスリット加工などを行える。
細穴放電加工でも、最小で穴径0・02ミリの穴を開けられる。

大澤社長によると「同業でこうした微細放電加工ができるのは、
国内では数社に限られる」という。

もともと同社は精密金型の加工を主力としていたが、
主要取引先が生産拠点を中国に移転したことを受け、
約6年前から精密部品の加工に比重を移してきた。

取引先の拡大にも注力し、以前は10社未満だった取引先数を約120社まで増やした。
技術力への評価は高まっており、コロナ禍にもかかわらず前7月期の売上高は
前期比約35%増の1億5千万円となった。

大澤社長は「これまで難しい案件でも『できない』とは言わず、
工夫を重ねながら技術やノウハウを蓄積してきた。
難しい加工に対応できることをアピールしつつ、より幅広い案件を取り込みたい」と話している。

中部経済新聞
2020-4-24

材料取りならワイヤーカット放電加工!

こんにちは!

ワイヤーカット放電加工歴 31年の畠田明昌です。

最近弊社では、材料取りのお仕事を依頼されることが多くなってきました。

材料取りとは「金属を必要サイズの大きさや形に切り分ける作業のことを言います。」

金属を切り分ける方法は、
弊社が行う「ワイヤーカット放電加工」の他にも、
切削加工など様々な方法がありますが、
今回はワイヤーカット放電加工だからこそできる技術や
ワイヤーカット放電加工で材料の無駄を削減できる!
皆さまにとって耳寄りな情報をお伝えしていきます!!


<角材を丸棒(円柱)に材料取りをしたい>

角材を丸棒(円柱)に材料取りしたい!
というご要望は多くあります。

なぜなら世の中には
丸棒(円柱)の材料が最初から存在しない物があるからです。

そのため丸棒(円柱)が必要な場合はその形に加工する必要があります。

もしかしたら簡単に加工できそうなイメージがあるかもしれませんが、、
精度が高い研磨仕上げの丸棒(円柱)が必要な場合は、
ワイヤーカット放電加工で材料取りをすることをお勧めいたします。

角材をワイヤーで丸く切り出して、
その後表面を研磨して、数ミクロンの精度を実現します。
切り出した時に表面がガタガタしてしまうような切削加工などでは、
研磨しても高い精度の加工は出来ません。

ワイヤーカット放電加工は、ワイヤー電極から放電することで
素材を加工するためワイヤーと素材が直接触れることがありません。
そのため加工による圧力で素材の変形やひずみ、
他の加工では必ずできるバリ・カエリも出来ません。

また、寸法もミクロン単位での仕上げが可能です。

角材を丸棒(円柱)に材料取りしたい方は、
ワイヤーカット放電加工をご検討下さい。

 

<試験材のために材料取りをしたい>

新しい金属のテストや金属の品質チェックなど、
試験材に材料取りを依頼されることがあります。
金属材料の試験方法は

機械的試験として
引張試験、圧縮試験、曲げ試験、せん断試験、ねじり試験、
衝撃試験、疲労試験 クリープ試験、エリクセン試験、摩耗試験、
座屈試験、き裂伝ぱ試験、応力腐食割れ試験

硬さ試験として
押込み硬さ試験、動的硬さ試験

化学的試験として
腐食試験

組織観察として
マクロ組織、ミクロ組織、結晶粒度、非金属介在物

など、様々な試験方法があります。

ここでなぜナムテクノのワイヤーカット放電加工が選ばれているかと言うと、
金属の材料を細かく切って試験材を作りたいケースがあるからです。

 

例1)数ミリの一枚の金属板の強度が均一かどうかチェックしたい場合



<イメージ図>

これまでにナムテクノでは1mm角に金属を
ワイヤーカット放電加工で切った実績もございます

 

例2)金属のバラツキの精度を測りたい場合



<イメージ図>

 

上の図のように一枚の金属から試験材料を切り出すことも可能です。

例2のどちらのケースも切削加工などの加工方法では、
金属が削れてなくなってしまう部分が出ます。
ワイヤーカット放電加工ならワイヤー電線を電極として火花を発生させて、
熱で金属を溶かしながら切るように加工するため、
金属が削れてなくなることがありません
金属加工方法は様々ありますが、どんな試験材料が必要かによって加工方法も変わりますので、
まずはナムテクノにご相談ください。

 

<板材料からリング状に材料を切り出したい>



<イメージ図>

切削加工(旋盤加工、マシニング加工)で削り出しを行うと、
材料をグリグリと削り出してリング状に切り出すことになります。
そのため一つしかリング状に切り出すことは出来ません。

しかも余分な金属が多く必要です。
高価な金属の素材ですと、、、とても勿体無いですよね。



<イメージ図>

これをワイヤー放電加工で行うと、
一つの素材から複数リング状に切り出すことが可能です!!
金属の無駄を最小限にすることができます。



<イメージ図>

 

このようにサイズ違いのリング形状が出来ます

またワイヤー放電加工なら
極細のワイヤー電極に電気を流して鉄や
ステンレスなどの導電性(電流の流れる)の素材を加工するため、
加工の断面も綺麗です。

そのため素材を切り出した後も加工しやすいという特徴もあります。

 

加工自体は切削加工よりも費用がかかる場合もございますが、

例えばタンタルやモリブデン、タングステン、タンタル、モリブデン、チタン
セラミックス(電導性)、ジルコニウム、ニオブなど、

素材自体が高価な場合は、
余分な金属が多く出てしまうため材料が無駄になり、
リング状の一つあたりの材料費の単価が高くなり、
加工費と材料費を合わせて考えるとワイヤーカット放電加工よりも高くなることもございます。

ワイヤーカット放電加工なら余分な金属が極力抑えることができ、
コスト削減に繋がります。

 

またワイヤー放電加工なら、柔らかくて加工しづらい金属や
硬すぎて加工出来ない金属でも、
電気を通すことができれば加工することができるため、
難加工素材でも加工が可能です!


今回は3つのワイヤーカット放電加工を
使った材料取りについてご紹介しました。
最適な加工方法は「材料取りをした金属を何に使用したいか?」
によって変わりますので、
今回の記事を読んで加工方法を見直したい!と思った方は、
是非ナムテクノにご相談ください。

ワイヤーカット放電加工は、ダイの穴加工、複雑な形状の加工、高精度の加工
などのイメージがありますが、このように材料取りなどの加工も可能です。
加工でお困りのことがありましたら、
「これ、ワイヤーカット放電加工できるのか?」
「ワイヤーカット放電加工なら・・・」など
疑問があれば何でもナムテクノにご相談ください!
2019-12-25

【ご報告】日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」

こんにちは!ナムテクノの代表大澤です。

 

11月6日(水)から9日(土)まで開催された

日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」に出展しました。



今回の展示会では

線径 φ20μ(φ0.02㎜)のワイヤーカット放電加工や

穴径 φ20μ(φ0.02㎜)の細穴放電加工のサンプルも展示しました。

ご来場頂いた方には興味津々にご覧頂き、多くの方にご質問頂きました。

当社では微細なワイヤーカット加工、細穴放電加工を得意としており、

精密機械などの精度が求められる加工が必要な場合に

ご依頼いただけるケースが多くあります。

 

おかげさまで、今回の展示会はご好評をいただきましたが、

会場が混雑していたため、十分なご説明をすることができず、

申し訳ございませんでした。

会場で対応させていただくことができませんでした

ご要望、ご質問などがございましたら、当社までご相談ください。

 

小ロットやテスト加工にも対応しておりますので

お気軽にお問い合わせください。

 



 

 

 

日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」について詳細を知りたい方は

こちらから↓

https://www.messenagoya.jp/

2019-11-3

日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」

こんにちは!ナムテクノの代表大澤です。

11月6日(水)から9日(土)まで開催される

日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」に出展致します!



ナムテクノの出展内容はこちら↓

https://www.messenagoya.jp/arrival_guidance/list/0552-01

 

弊社は微細なワイヤーカット放電加工や細穴放電加工を得意としております。

・ワイヤーカット放電加工 最小線径 φ20μ(φ0.02㎜)
・細穴放電加工 最小穴径 φ20μ(φ0.02㎜)

精密金型で培った技術を基にお客様のニーズにお応えいたします!

ワイヤーカット加工、細穴放電加工、精密部品加工、精密治工具、各種精密金型で

お困り事やご依頼等ございましたら

是非、ブースへお立ち寄り下さい。

 
  • 小間番号:1B-69
  • 出展分野:機能・性能の高度化の提案
  • 業種:製造業(鉄鋼・金属・機械・電機)
  • 保有する技術:放電加工
  • 主な取扱品目:金属製品、鉄骨、鉄塔、金物類 / 精密機械器具、武器(光学機器、眼鏡、時計を除く)
 

弊社で加工した微細なワイヤーカット放電加工や細穴放電加工のサンプルも展示しています!

 

日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」について詳細を知りたい方は

こちらから↓

https://www.messenagoya.jp/



 

当日お会いできることを楽しみにしております。

 
2019-9-27

ワイヤーカット放電加工による微細なスリット加工

こんにちは!ナムテクノのワイヤー放電加工歴29年の髙木です。

ワイヤーカット放電加工の魅力をお伝えしていくことで、

皆様のお力になれることがあればと思っております。

本日は、最近注文が増えている「スリット加工」についてお伝えします!

 

弊社では最近、工学系や医療系(高額医療機器)の方から注文が多くあります。

その一つとして、スリット(線を入れる)加工をしたいというお問い合わせがあります。

特に弊社への多い注文としては金属の厚み0.5mm 〜1mm 、スリット幅0.05mmの様な微細加工です。

 

しかし注文して下さったお客様にヒアリングしてみると

下記のような要因で今までスリット加工を諦めていた方がいらっしゃることも分かりました。

・加工したいけど金属の厚みが薄すぎる

・スリット幅が細すぎて加工不可能

・バリやカエリができると困る

などです。

しかしワイヤーカット放電加工によるスリット加工なら、

この様な要因で諦めていた加工もできる可能性があります!

 

1、なぜワイヤー放電加工によるスリット加工が良いのか?

金属にスリット加工をするためには、

ワイヤーカット放電加工、レーザー加工、マシニングによる切削加工など様々な加工方法があります。

それぞれ得意なこと、不得意なことがありますが、

ワイヤーカット放電加工の特徴は

1、電気を通す素材であればどんなに硬くても、逆に柔らかく粘り気があっても加工することができます。

2、どんなに薄い金属(5mm〜)でも加工することができます。

(※技術や機械の種類によって異なります)

放電加工は、ワイヤー電極から放電することで素材を加工するため

ワイヤーと素材が直接触れることがありません。

そのため加工による圧力で素材の変形やひずみ、

レーザーなどの他の加工でできるバリ・カエリも出来ません。

02mmの極細のワイヤー電極を使用すれば、0.025mmの極細のスリット加工が可能です。

(※技術や機械によって加工出来る会社が限られます)

 

この様にワイヤーカット放電加工は高精度なスリット加工をしたい場合には適していると言えるでしょう。

 

2、ナムテクノのスリット加工技術

ナムテクノが扱うワイヤー電極は0.02mm、0.03mm、0.05mm、0.07mm、0.1mm、0.2mm、0.25mmの種類があります。

中でもワイヤー線径0.02mmによる加工は、他社に負けない加工です。

このワイヤー電極の加工なら

・スリットの最小幅は0.025mm

・金属の最小の厚みは0.5mm

の微細加工が可能です。

この技術は単に機械や0.02mmの極細の電極があればできるのではなく、長年の経験が必要で、私の腕の見せどころでもあります!!

もちろんワイヤー線径が太いものを使用すれば、スリット幅が広い加工可能です。

 

これまで加工したことがある金属は

スチール(SKD-11・SK3・SS400・S45C・SCM・HPM)
ステンレス (SUS303・SUS304・SUS430・SUS440・SUS316・SUS420)
アルミ (A5052・A2017)
銅 (銅・ベリリュウム・リンセイ銅、タフピッチ銅、銅タン)
超硬 などです。

 

また弊社では高融点金属である

タングステン、タンタル、モリブデン、チタン、セラミックス(電導性)、ジルコニウム、ニオブ

などの難素材も加工した実績があるなど、

幅広いニーズにお応えできる技術力がございます!

 

しかし高精度のスリット加工に適しているワイヤーカット放電加工ですが、

お客様のご要望によっては加工が難しいケースがあります。。。

 

3、ワイヤーカット放電加工の難点

ワイヤーカット放電加工の場合、

ワイヤー電極を通す0.1mm(最小の穴径です)のスタート穴が必要になります。

そのためスリット幅0.1mm以下の加工がしたい場合は、スタート穴が残ってしまいます。

(板の端から加工する場合は必要ありません。)

ナムテクノならスタート穴があると困る場合は、

ヒアリングや設計図より加工可能な方法をご提案することが出来ます。

 

4、難点を解消するナムテクノのスリット加工のご提案

スタート穴が残ってしまうと困る場合

この様なご要望に対して、加工方法をご提案し実際に収めた例をご紹介します。

 

スリット加工完成イメージ

<スリット加工完成図面>

 

例1:2つの金属をスリット加工後にくっつける

加工したい金属を2つにカットし、板の端からスリット加工をおこない、

加工後にくっつける方法をご提案しました。

例2:2枚の金属をスリット加工し重ね合わせる

2枚の金属にスリット加工をし、

重ね合わせることでスタート穴を塞ぐ方法をご提案しました。



 

 

一見、加工不可能と判断しがちなご依頼も、すぐに出来ないとお答えするのではなく、

これまでの経験と柔軟な発想力で難しいご依頼にも挑戦しています。

 

5、まとめ

スリット加工は様々な方法で加工が出来ますが、

金属の厚み0.5mm 〜1mm スリット幅0.05mmの様な精度が高いスリットが必要な場合は、

ワイヤーカット放電加工がおすすめです!

テスト加工やサンプル加工も承っております。

スリット加工のことならナムテクノにお任せください。

 
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■ 主な取引先

  • 大手民間企業・研究機関
  • 大学等の教育機関
  • 大阪大学 鹿児島大学 
    滋賀県立大学 首都大学東京
  • 東京大学 名古屋大学 
    横浜国立大学 (50音順)