ワイヤーカット放電加工、微細穴加工、細穴放電加工、精密金型製作ならナムテクノにお任せ下さい 株式会社ナムテクノ株式会社ナムテクノ

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ナムテクノ
2020-9-3

中部経済新聞社にナムテクノが紹介されました!

こんにちは!ナムテクノの大澤です。

2020年9月2日の中部経済新聞社に弊社の記事が掲載されました。

生産体制を強化するためワイヤー放電加工機を導入します。

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線径0・02ミリワイヤ放電加工量産へ/ナムテクノ/
連続加工用設備を増強/4千万円投資/数百個単位の受注に対応

最小線径0・02ミリのワイヤを用いた微細放電加工などを
手掛けるナムテクノ(本社可児市川合453の2、
大澤直哉社長、電話0574・60・5439)は、
設備増強で量産対応に注力する。

これまでは試作品など少量の加工が中心だったが、
連続加工用の機械を近く増設。

数百個などロットの大きな加工案件の取り込みを強化する。(可児・笹口健太)
新たに導入するのは、油加工液仕様のワイヤ放電加工機。

長時間の自動連続加工に適した仕様で、夜間にも無人で連続加工できるようにする。
作業負担軽減のため、ワークの芯出しの効率化などを図る治具の製作にも取り組む。
投資額は約4千万円の計画。

従来は設備の都合から試作品など少量の加工が中心で、量産品の受注を取りこぼしていた。
今回の設備投資により、数百個単位の加工に対応できるようにする。

同社の強みは、二つの「最小0・02ミリ」微細加工技術だ。
ワイヤ放電加工では最小線径0・02ミリのワイヤを使用し、
幅わずか0・025ミリ程度のスリット加工などを行える。
細穴放電加工でも、最小で穴径0・02ミリの穴を開けられる。

大澤社長によると「同業でこうした微細放電加工ができるのは、
国内では数社に限られる」という。

もともと同社は精密金型の加工を主力としていたが、
主要取引先が生産拠点を中国に移転したことを受け、
約6年前から精密部品の加工に比重を移してきた。

取引先の拡大にも注力し、以前は10社未満だった取引先数を約120社まで増やした。
技術力への評価は高まっており、コロナ禍にもかかわらず前7月期の売上高は
前期比約35%増の1億5千万円となった。

大澤社長は「これまで難しい案件でも『できない』とは言わず、
工夫を重ねながら技術やノウハウを蓄積してきた。
難しい加工に対応できることをアピールしつつ、より幅広い案件を取り込みたい」と話している。

中部経済新聞
2020-4-24

材料取りならワイヤーカット放電加工!

こんにちは!

ワイヤーカット放電加工歴 31年の畠田明昌です。

最近弊社では、材料取りのお仕事を依頼されることが多くなってきました。

材料取りとは「金属を必要サイズの大きさや形に切り分ける作業のことを言います。」

金属を切り分ける方法は、
弊社が行う「ワイヤーカット放電加工」の他にも、
切削加工など様々な方法がありますが、
今回はワイヤーカット放電加工だからこそできる技術や
ワイヤーカット放電加工で材料の無駄を削減できる!
皆さまにとって耳寄りな情報をお伝えしていきます!!


<角材を丸棒(円柱)に材料取りをしたい>

角材を丸棒(円柱)に材料取りしたい!
というご要望は多くあります。

なぜなら世の中には
丸棒(円柱)の材料が最初から存在しない物があるからです。

そのため丸棒(円柱)が必要な場合はその形に加工する必要があります。

もしかしたら簡単に加工できそうなイメージがあるかもしれませんが、、
精度が高い研磨仕上げの丸棒(円柱)が必要な場合は、
ワイヤーカット放電加工で材料取りをすることをお勧めいたします。

角材をワイヤーで丸く切り出して、
その後表面を研磨して、数ミクロンの精度を実現します。
切り出した時に表面がガタガタしてしまうような切削加工などでは、
研磨しても高い精度の加工は出来ません。

ワイヤーカット放電加工は、ワイヤー電極から放電することで
素材を加工するためワイヤーと素材が直接触れることがありません。
そのため加工による圧力で素材の変形やひずみ、
他の加工では必ずできるバリ・カエリも出来ません。

また、寸法もミクロン単位での仕上げが可能です。

角材を丸棒(円柱)に材料取りしたい方は、
ワイヤーカット放電加工をご検討下さい。

 

<試験材のために材料取りをしたい>

新しい金属のテストや金属の品質チェックなど、
試験材に材料取りを依頼されることがあります。
金属材料の試験方法は

機械的試験として
引張試験、圧縮試験、曲げ試験、せん断試験、ねじり試験、
衝撃試験、疲労試験 クリープ試験、エリクセン試験、摩耗試験、
座屈試験、き裂伝ぱ試験、応力腐食割れ試験

硬さ試験として
押込み硬さ試験、動的硬さ試験

化学的試験として
腐食試験

組織観察として
マクロ組織、ミクロ組織、結晶粒度、非金属介在物

など、様々な試験方法があります。

ここでなぜナムテクノのワイヤーカット放電加工が選ばれているかと言うと、
金属の材料を細かく切って試験材を作りたいケースがあるからです。

 

例1)数ミリの一枚の金属板の強度が均一かどうかチェックしたい場合



<イメージ図>

これまでにナムテクノでは1mm角に金属を
ワイヤーカット放電加工で切った実績もございます

 

例2)金属のバラツキの精度を測りたい場合



<イメージ図>

 

上の図のように一枚の金属から試験材料を切り出すことも可能です。

例2のどちらのケースも切削加工などの加工方法では、
金属が削れてなくなってしまう部分が出ます。
ワイヤーカット放電加工ならワイヤー電線を電極として火花を発生させて、
熱で金属を溶かしながら切るように加工するため、
金属が削れてなくなることがありません
金属加工方法は様々ありますが、どんな試験材料が必要かによって加工方法も変わりますので、
まずはナムテクノにご相談ください。

 

<板材料からリング状に材料を切り出したい>



<イメージ図>

切削加工(旋盤加工、マシニング加工)で削り出しを行うと、
材料をグリグリと削り出してリング状に切り出すことになります。
そのため一つしかリング状に切り出すことは出来ません。

しかも余分な金属が多く必要です。
高価な金属の素材ですと、、、とても勿体無いですよね。



<イメージ図>

これをワイヤー放電加工で行うと、
一つの素材から複数リング状に切り出すことが可能です!!
金属の無駄を最小限にすることができます。



<イメージ図>

 

このようにサイズ違いのリング形状が出来ます

またワイヤー放電加工なら
極細のワイヤー電極に電気を流して鉄や
ステンレスなどの導電性(電流の流れる)の素材を加工するため、
加工の断面も綺麗です。

そのため素材を切り出した後も加工しやすいという特徴もあります。

 

加工自体は切削加工よりも費用がかかる場合もございますが、

例えばタンタルやモリブデン、タングステン、タンタル、モリブデン、チタン
セラミックス(電導性)、ジルコニウム、ニオブなど、

素材自体が高価な場合は、
余分な金属が多く出てしまうため材料が無駄になり、
リング状の一つあたりの材料費の単価が高くなり、
加工費と材料費を合わせて考えるとワイヤーカット放電加工よりも高くなることもございます。

ワイヤーカット放電加工なら余分な金属が極力抑えることができ、
コスト削減に繋がります。

 

またワイヤー放電加工なら、柔らかくて加工しづらい金属や
硬すぎて加工出来ない金属でも、
電気を通すことができれば加工することができるため、
難加工素材でも加工が可能です!


今回は3つのワイヤーカット放電加工を
使った材料取りについてご紹介しました。
最適な加工方法は「材料取りをした金属を何に使用したいか?」
によって変わりますので、
今回の記事を読んで加工方法を見直したい!と思った方は、
是非ナムテクノにご相談ください。

ワイヤーカット放電加工は、ダイの穴加工、複雑な形状の加工、高精度の加工
などのイメージがありますが、このように材料取りなどの加工も可能です。
加工でお困りのことがありましたら、
「これ、ワイヤーカット放電加工できるのか?」
「ワイヤーカット放電加工なら・・・」など
疑問があれば何でもナムテクノにご相談ください!
2019-12-25

【ご報告】日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」

こんにちは!ナムテクノの代表大澤です。

 

11月6日(水)から9日(土)まで開催された

日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」に出展しました。



今回の展示会では

線径 φ20μ(φ0.02㎜)のワイヤーカット放電加工や

穴径 φ20μ(φ0.02㎜)の細穴放電加工のサンプルも展示しました。

ご来場頂いた方には興味津々にご覧頂き、多くの方にご質問頂きました。

当社では微細なワイヤーカット加工、細穴放電加工を得意としており、

精密機械などの精度が求められる加工が必要な場合に

ご依頼いただけるケースが多くあります。

 

おかげさまで、今回の展示会はご好評をいただきましたが、

会場が混雑していたため、十分なご説明をすることができず、

申し訳ございませんでした。

会場で対応させていただくことができませんでした

ご要望、ご質問などがございましたら、当社までご相談ください。

 

小ロットやテスト加工にも対応しておりますので

お気軽にお問い合わせください。

 



 

 

 

日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」について詳細を知りたい方は

こちらから↓

https://www.messenagoya.jp/

2019-11-3

日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」

こんにちは!ナムテクノの代表大澤です。

11月6日(水)から9日(土)まで開催される

日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」に出展致します!



ナムテクノの出展内容はこちら↓

https://www.messenagoya.jp/arrival_guidance/list/0552-01

 

弊社は微細なワイヤーカット放電加工や細穴放電加工を得意としております。

・ワイヤーカット放電加工 最小線径 φ20μ(φ0.02㎜)
・細穴放電加工 最小穴径 φ20μ(φ0.02㎜)

精密金型で培った技術を基にお客様のニーズにお応えいたします!

ワイヤーカット加工、細穴放電加工、精密部品加工、精密治工具、各種精密金型で

お困り事やご依頼等ございましたら

是非、ブースへお立ち寄り下さい。

 
  • 小間番号:1B-69
  • 出展分野:機能・性能の高度化の提案
  • 業種:製造業(鉄鋼・金属・機械・電機)
  • 保有する技術:放電加工
  • 主な取扱品目:金属製品、鉄骨、鉄塔、金物類 / 精密機械器具、武器(光学機器、眼鏡、時計を除く)
 

弊社で加工した微細なワイヤーカット放電加工や細穴放電加工のサンプルも展示しています!

 

日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」について詳細を知りたい方は

こちらから↓

https://www.messenagoya.jp/



 

当日お会いできることを楽しみにしております。

 
2019-9-27

ワイヤーカット放電加工による微細なスリット加工

こんにちは!ナムテクノのワイヤー放電加工歴29年の髙木です。

ワイヤーカット放電加工の魅力をお伝えしていくことで、

皆様のお力になれることがあればと思っております。

本日は、最近注文が増えている「スリット加工」についてお伝えします!

 

弊社では最近、工学系や医療系(高額医療機器)の方から注文が多くあります。

その一つとして、スリット(線を入れる)加工をしたいというお問い合わせがあります。

特に弊社への多い注文としては金属の厚み0.5mm 〜1mm 、スリット幅0.05mmの様な微細加工です。

 

しかし注文して下さったお客様にヒアリングしてみると

下記のような要因で今までスリット加工を諦めていた方がいらっしゃることも分かりました。

・加工したいけど金属の厚みが薄すぎる

・スリット幅が細すぎて加工不可能

・バリやカエリができると困る

などです。

しかしワイヤーカット放電加工によるスリット加工なら、

この様な要因で諦めていた加工もできる可能性があります!

 

1、なぜワイヤー放電加工によるスリット加工が良いのか?

金属にスリット加工をするためには、

ワイヤーカット放電加工、レーザー加工、マシニングによる切削加工など様々な加工方法があります。

それぞれ得意なこと、不得意なことがありますが、

ワイヤーカット放電加工の特徴は

1、電気を通す素材であればどんなに硬くても、逆に柔らかく粘り気があっても加工することができます。

2、どんなに薄い金属(5mm〜)でも加工することができます。

(※技術や機械の種類によって異なります)

放電加工は、ワイヤー電極から放電することで素材を加工するため

ワイヤーと素材が直接触れることがありません。

そのため加工による圧力で素材の変形やひずみ、

レーザーなどの他の加工でできるバリ・カエリも出来ません。

02mmの極細のワイヤー電極を使用すれば、0.025mmの極細のスリット加工が可能です。

(※技術や機械によって加工出来る会社が限られます)

 

この様にワイヤーカット放電加工は高精度なスリット加工をしたい場合には適していると言えるでしょう。

 

2、ナムテクノのスリット加工技術

ナムテクノが扱うワイヤー電極は0.02mm、0.03mm、0.05mm、0.07mm、0.1mm、0.2mm、0.25mmの種類があります。

中でもワイヤー線径0.02mmによる加工は、他社に負けない加工です。

このワイヤー電極の加工なら

・スリットの最小幅は0.025mm

・金属の最小の厚みは0.5mm

の微細加工が可能です。

この技術は単に機械や0.02mmの極細の電極があればできるのではなく、長年の経験が必要で、私の腕の見せどころでもあります!!

もちろんワイヤー線径が太いものを使用すれば、スリット幅が広い加工可能です。

 

これまで加工したことがある金属は

スチール(SKD-11・SK3・SS400・S45C・SCM・HPM)
ステンレス (SUS303・SUS304・SUS430・SUS440・SUS316・SUS420)
アルミ (A5052・A2017)
銅 (銅・ベリリュウム・リンセイ銅、タフピッチ銅、銅タン)
超硬 などです。

 

また弊社では高融点金属である

タングステン、タンタル、モリブデン、チタン、セラミックス(電導性)、ジルコニウム、ニオブ

などの難素材も加工した実績があるなど、

幅広いニーズにお応えできる技術力がございます!

 

しかし高精度のスリット加工に適しているワイヤーカット放電加工ですが、

お客様のご要望によっては加工が難しいケースがあります。。。

 

3、ワイヤーカット放電加工の難点

ワイヤーカット放電加工の場合、

ワイヤー電極を通す0.1mm(最小の穴径です)のスタート穴が必要になります。

そのためスリット幅0.1mm以下の加工がしたい場合は、スタート穴が残ってしまいます。

(板の端から加工する場合は必要ありません。)

ナムテクノならスタート穴があると困る場合は、

ヒアリングや設計図より加工可能な方法をご提案することが出来ます。

 

4、難点を解消するナムテクノのスリット加工のご提案

スタート穴が残ってしまうと困る場合

この様なご要望に対して、加工方法をご提案し実際に収めた例をご紹介します。

 

スリット加工完成イメージ

<スリット加工完成図面>

 

例1:2つの金属をスリット加工後にくっつける

加工したい金属を2つにカットし、板の端からスリット加工をおこない、

加工後にくっつける方法をご提案しました。

例2:2枚の金属をスリット加工し重ね合わせる

2枚の金属にスリット加工をし、

重ね合わせることでスタート穴を塞ぐ方法をご提案しました。



 

 

一見、加工不可能と判断しがちなご依頼も、すぐに出来ないとお答えするのではなく、

これまでの経験と柔軟な発想力で難しいご依頼にも挑戦しています。

 

5、まとめ

スリット加工は様々な方法で加工が出来ますが、

金属の厚み0.5mm 〜1mm スリット幅0.05mmの様な精度が高いスリットが必要な場合は、

ワイヤーカット放電加工がおすすめです!

テスト加工やサンプル加工も承っております。

スリット加工のことならナムテクノにお任せください。

 
2019-2-13

機械要素技術展2019にて

先日出展いたしました、
第23回機械要素技術展2019(M-Tech)
弊社ブースに多数の皆様にご来場いただき
誠にありがとうございました。
 
お陰様で、期間中盛況を続け無事に
終了致す事が出来ました。
当日は会場の混雑もあり
至らぬ点がございましたことをご容赦下さい。
ご不明な点がございましたら
お気軽にお問合せ下さい。
 
今後ともよろしくお願い申し上げます。
 
 
 
 
株式会社ナムテクノ
2019-1-12

2月6日(水)〜8(金) 機械要素技術展 に出展します!

第23回 機械要素技術展

期 間:2019年2月6日[水]〜8日[金]

10:00〜18:00(8日[金]のみ17:00終了)

会 場:東京ビッグサイト

入場料:¥5,000/人(招待券をお持ちでない場合)

ブース:東ホール 東25-11

 

招待券をご希望の方は送付させていただきますので

下記の手順でご依頼下さい。

1.お問い合わせページへアクセス

2.お問い合わせ項目・その他を選択

3.内容に招待券希望とご記入下さい。

 

 

株式会社ナムテクノ
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■ 主な取引先

  • 大手民間企業・研究機関
  • 大学等の教育機関
  • 大阪大学 鹿児島大学 
    滋賀県立大学 首都大学東京
  • 東京大学 名古屋大学 
    横浜国立大学 (50音順)